パラダイムシフト 〜アヒルがウサギに見える日〜

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help リーダーに追加 RSS 目的は手段を正当化しない

<<   作成日時 : 2008/06/22 21:24   >>

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環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」の幹部が、宅配業者「西濃運輸」の青森支店に侵入し、クジラ肉を盗み出して逮捕されました。

グリーンピースは以前から、日本の調査捕鯨に反対しています。彼らは今回の事件について、「捕鯨にまつわる不正を告発するための証拠保全で、窃盗には当たらない」と主張していますが、警察は認めませんでした。

環境保護という目的は素晴らしいです。しかし、グリーンピースという団体は、世界中で不法行為を何度も繰り返しています。「塩化ビニール製のおもちゃは有害玩具だ」と決めつけて「おもちゃショー」を妨害したり、捕鯨船に衝突して強引に不法侵入をしてきたり……。

目的は手段を正当化しません。どんなに素晴らしい目的であっても、達成するための手段に不法行為を用いてはいけません。

世界は法治国家で構成されています。国は、法律によって治められているのです。そうである限り、法律を守らなければなりません。仮に「その法律自体がおかしいのだ」というのであれば、

(1)国会議員に働きかけて法律を改正してもらう
(2)自分が国会議員になって法律を改正する

という2つの手段しかありません。これが法治国家の原則です。どんなに気にくわない法律であっても、それを破って目的を果たそうとしてはいけません。不法行為で目的を果たそうとすることを、テロというのです。

環境問題を研究している私は、環境保護を主張しながら不法行為をする人々が大嫌いです。環境保護は善、不法行為は悪……、「善を目的とし、悪を行う」という矛盾。とても気持ち悪いです。

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